vSphere5.5 お試し環境構築 ~管理サーバー~

vSphere 5.5 環境を管理するためのサーバーを構築しました。
ESXi 5.5 ホストと同様に、VMware Player 6.0 の仮想マシンです。
OSは、Windows Server 2012 Standard。R2ではないです。vSphere Client や vCenter Server は、2012R2でサポートされていません。
追記:2014年3月11日リリースの Update1 で 2012R2もサポート対象となりました。
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今回は、赤枠の管理サーバーを構築します。
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《管理サーバー 仮想マシンの作成》

VMware Player で、Windows Server 2012 Standard をインストールする仮想マシンを作成します。

vSphere 5.5 管理サーバのシステム要件は、
・CPU:
  64ビット x86 2GHz以上のCPU 2コア以上
・メモリ:
  12GB以上
・ハードディスク:
  100GB以上

※vCenter Single Sign-On、Web Client、Inventory Service、vCenter Server をインストールした場合の最小ハードウェア要件です。
詳細はVMwareのドキュメント「vSphere のインストールとセットアップ」参照

お試し環境の管理サーバーのスペックは、
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最低メモリ12GBなんて...。リソースに余裕がないので、8GBにしています。

・仮想マシンの設定(ゲストOS種類)
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・仮想マシンの設定(デバイス構成)
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ネットワークアダプターは、‘Management Network’(管理ネットワーク)に接続。




《Windows Server 2012 のインストール》

手順は、「仮想マシンに Windows Server 2012 インストール」を参照。



《Windows Server 2012 の初期設定》

コンピューター名、ネットワークの設定をします。

1. コンピューター名とワークグループ名を設定。
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(コンピューター名は、‘win2012-vc’で作成します。)

2. [詳細]クリックして、プライマリDNSサフィックスを設定。
 設定するドメイン名は、ESXiホスト名のドメイン名と同じにする。
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(DNSサフィックスは、‘nerimgm.local’にします。
 フルコンピューター名が、‘win2012-vc.nerimgm.local’になったことを確認します。)

3. IPアドレスとサブネットマスクを設定。
 デフォルトゲートウェイとDNSサーバーは空欄のまま。
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(お試し環境の管理ネットワークは、192.168.10.0/24 とするので、
  IPアドレス:192.168.10.50
  サブネットマスク:255.255.255.0 とします。)

4. TCP/IPv4 と TCP/IPv6 は有効。
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《vSphere Client のインストール》

vSphere Client をインストールします。
事前に、必須コンポーネントの .NET Framework 3.5 をインストールしておきます。

1) .NET Framework 3.5 のインストール

1. 「サーバーマネージャー」から「役割と機能の追加ウィザード」起動。
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2. 対象サーバーの選択で、管理サーバー(win2012-vc)選択。

3. サーバーの役割から‘.NET Framework 3.5 Features’選択。
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4. 「代替ソースパスを指定する必要がありますか?…」と表示されるので、[代替ソース パスの指定]クリック。
 サーバーに .NET Framework 3.5 インストーラーが配置されていない(Win2012の仕様)ため、インストーラの場所を指定する必要あり。
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5. 仮想マシンのDVDドライブに Windows Server 2012 のインストールDVDをセット。
 代替ソースパスに‘<DVDドライブ名>:\sources\sxs’指定。
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「役割と機能の追加ウィザード」を続行し、.NET Framework 3.5 のインストールを完了。


2) vSphere Client のダウンロード

Internet Explorer のセキュリティ強化を無効にしてから、ダウンロードします。

1. 「サーバー マネージャー」で ローカル サーバーのプロパティを表示し、[IE セキュリティ強化の構成]クリック。
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2. “Administrators グループ”を‘オフ’に設定。
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3. vSphere Client のダウンロード元は、VMware社のサイトになるので、
インターネットに接続するために、管理サーバーの仮想マシンにネットワークアダプターを追加、物理ネットワークにブリッジ接続に設定。
(仮想マシンが電源オンの状態で追加。)
※物理ネットワークがDHCPにより自動的にインターネットに接続できる環境が前提。

4. IE で ESXiホストにアクセス。URLは、‘http://<ESXiホストのIPアドレス>/’。セキュリティ証明書の問題の警告が表示されるが、[このサイトの閲覧を続行する]クリック。
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(‘http://192.168.10.51/’につなぎます。)

5. 「Welcome to VMware ESXi」ページが表示されるので、[Download vSphere Client]クリックして、インストーラーを管理サーバーに保存。
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6. 追加したインターネット接続用のネットワークアダプターを削除。

補足:
ダウンロードせずに、「VMware vCenter Server and modules」DVDからインストールすることもできます。


3) vSphere Client のインストール

1. ダウンロードした VMware-viclient-all-5.5.0-1281650.exe を右クリックし、[管理者として実行]。

2. ‘日本語’選択、[OK]。
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3. [次へ]。
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4. エンドユーザー使用許諾契約書をしっかり読んで、同意できれば同意して[次へ]で続行。
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5. [次へ]。
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6. [インストール]。
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もし、「内部エラー 28173。-2146498298」が発生するなら、
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‘C:\Users\<ログインユーザ>\AppData\Local\Temp\vminst.log’を確認。
‘Error executing DISM.exe: [C:\Windows\system32\ /featurename:NetFx3] failed with error code [2148468998]’とあれば、.NET Framework 3.5 がきちんとインストールされていません。

7. [終了]。
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vSphere Client のインストールは完了。




《vSphere Client から ESXiホストに接続》

vSphere Client では、vSphere 5.5 の新機能が使えないようです。
今後は、Web Client が標準になったようです。
が、Web Client がダウンした時に備えて、インストールはしておいたがよいでしょう。

1. 接続するESXiホストのIPアドレス、ユーザー名にESXiホストのユーザー‘root’、そのパスワードを入力して、[ログイン]。
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2. 証明書に関する警告は、[無視]。
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接続できました。
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おまけ

vSphere Client インストール前後の「プログラムと機能」です。

インストール前:
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インストール後:
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